【近況】装甲娘の攻略とか【イベント編】
何回かイベントがあったのでイベントの種類別の進め方を色々書いていきます。
●イベントとは
現在開催中のイベント
ここで言うイベントとは期間限定で行われるゲーム内のイベントを指します。
色々な形式のイベントがありますがEV(イベントポイント)を獲得してピースやアイテムと交換するという点は共通しています。
イベントのピース交換で入手できるキャラは概ね優秀であり、イベントの進捗次第で複数回の覚醒を狙えるため戦力を整える意味でもなるべく星5、可能であればキャラシナリオを全開放できる星6まで持っていけるのが理想です。
しかし、後に説明する特攻キャラがいないと星6まで、イベントの形式によっては星5まで覚醒させるのも厳しいのが現状です。
●特功キャラ
そもそも星5を自力で引けたことが無い
「皇帝の覚醒」「魔獣の三重葬」を除き、イベントではキャラが2人追加されます。
1人はイベントでピースを入手できる星4キャラ、もう1人はイベント期間中の限定ガチャで入手できる星5キャラ(※1)です。
星5キャラはいわゆる特攻キャラで編成するとEVの入手量を増やすことができ、イベントを有利に進めることができます。因みに星4キャラは編成してもEV入手量は変わりません。悲しいなぁ。
●イベントは3種類(2018年3月12日時点)
イベントは以下の3種類に分類されます。
・ミッション形式
所定のミッション(ストライカーのみの編成でクリアなど)をクリアするとEVを獲得できるタイプのイベントです。。
「皇帝の覚醒」「落し物は知識」がこれに該当します。
・イベントステージ形式
イベント用のステージをクリアすることでEV獲得できるタイプのイベントです。
「菜園防衛隊」「心配性と予言の書」がこれに該当します。
・レイド形式
ステージクリア時にランダムで出現するレイドボスと戦い、ダメージに応じたEVが獲得できるタイプのイベントです。
「魔獣の三重葬」「地獄の圧殺機」がこれに該当します。
●ミッション形式
・進め方
ミッションに書いてある条件をこなすだけなのでこれといった攻略方はありません。
ミッション毎に期限(現状はイベント期間中ずっとor1日)が設定されており、期限を過ぎてしまうとミッションに挑戦できなくなってしまいます。
また、HARD以上のストーリーは1日に3回までしか同じステージをクリアできない(※2)ため、「特定の条件で指定のステージを6回クリア」といった内容のミッションは1度でも条件を間違えてクリアしてしまうと達成できなくなるため注意が必要です。
ミッション条件が編成の制限(レアリティ指定、クラス指定など)である場合、助っ人に関してはその条件を無視しても問題ないため助っ人に「トリトーン」を選択すればとりあえず困ることは無いでしょう。
「必殺ファンクションで敵を同時撃破」の場合も高威力、広範囲の必殺ファンクションを持つ「トリトーン」の出番です。「マッドドッグ」や「ショウグン」の必殺ファンクションで攻撃力を上げておくと達成しやすいでしょう。
助っ人が編成制限に影響しないなど、ゲーム内だけでは条件が分かりにくいことも多いです。そのため、ミッション形式のイベントを進めるためには情報収集が重要となります。某大型ネット掲示板やTwitterなどで情報収集をして臨むのが良いでしょう。
・メリット
ドロップ系のミッションで運は絡みますがステージをクリアする回数は1番少なくすむため、イベント攻略に要する時間が一番少ないです。
・デメリット
ミッションの条件に特効キャラの使用や石の消費個数が条件になっている場合があるため、イベントで入手できるキャラを最後まで覚醒させようとすると課金がほぼ必須です。配布される石自体が少ないため、イベント用に石を溜めておいても厳しいでしょう。
全ミッションクリアしなくても星6までなら狙えるので特功キャラ引いた人への優遇措置としては妥当だと思いますが、いかんせん印象が悪い。
●イベントステージ形式
・進め方
イベント用のステージをただひたすらクリアする。それだけです。
ステージ自体は大型ボスが出現する訳でもなく、難易度もあまり高くないためクリアするだけなら「トリトーン」さえ編成しておけば問題無いです。
クリアまでの時間を短くするなら強化系必殺ファンクション持ちを編成するといいでしょう。
イベントステージは難易度問わず何度でも挑戦可能ですが委任は1日10回までなので要注意。
・メリット
とにかくクリアさえできればいいため難易度が低いです。助っ人に「トリトーン」さえいればどうにでもなるでしょう。
・デメリット
EVの効率がひたすら悪く、覚醒させるまでピースを稼ぐにはとにかく時間がかかる。
EXTRAでクリアしてもピース30個入手するのに60回(「心配性と予言の書」では初回のみ30回)ステージクリアする必要があるため星5まで覚醒させるには150回、星6まで覚醒させるには330回クリアする必要があります。星7は……考えたくないですね。
特攻キャラがいれば回数は半減するので星6以上を目指すのであれば特功キャラがいないと厳しいでしょう。
今現在開催中である「心配性と予言の書」では、後半EVの効率がいいステージが追加されるとのこと。追加ステージのEV効率次第では特攻キャラ無しでも星6以上を狙えるようになるかもしれませんがはたしてどうなることやら……
●レイド形式
・進め方
レイドボスの出現はランダムですがクリアするのはどのステージでも良いので好きなステージをクリアしながらレイドボスの出現を待ちます。
レイドボスの出現条件は「高難易度の方が出現しやすい」「委任だと出現しにくい」など諸説ありますが真偽は不明です。
レイドボスは通常ステージで消費するSPではなく、APを消費します。APは最大5個までストックすることができ30分、イベント内容次第では10分に1回復します。
APはレイドボスに挑む際に1個消費か5個消費か選択でき、5個消費の場合は与ダメージが7倍となります。
レイドボスは自身で発見する他、他人が発見したボス戦にも参加することができます。
レイドボス戦では与えたダメージの1/1000をEVとして獲得することができ、倒しきれなかった場合は他のプレイヤーへ救援要請を出すことができます。救援要請を出すと自分が発見したレイドボス戦に他のプレイヤーも参加できるようになります。
また、自分が参加したボスが撃破されると以下の報酬が手に入ります。
順位報酬 :ダメージを与えた順位で変動する報酬。ピースが入手できる場合もあります。
発見者報酬:自分が出現させたボスを撃破した場合入手できる報酬。
撃破報酬 :撃破したボス戦の参加者全員が入手できる報酬。
レイドボス戦は強化系必殺ファンクション持ちで出撃メンバーを固めてひたすら殴ります。
強化して殴れ
幸い攻撃力はそれほど高くないためLP吸収が付与できるストライカーの強化系必殺ファンクション持ちがいればメディックは不要です。
現状、強化系必殺ファンクション持ちはストライカーが「さくら零号機」「クノイチ弐式」「マッドドッグ」「エジプト」、ガーディアンが「ショウグン」、マークスマンが「アキレスタンク」、ブレイブが「ビビンバードゴールド」です。
リーダーは出撃させるキャラの攻撃力を上げられるリーダースキルを持つキャラがいいでしょう。
ストライカーの攻撃力が上がる「さくら零号機」か効果は少し下がりますがブレイブ、ガーディアン、ストライカーの攻撃力が上がる「エルシオン」辺りがおススメです。
・メリット
時間あたりのEV効率が良いです。助っ人含め強化系必殺ファンクション持ちで編成できればAP1消費で300以上は獲得可能です。
そのため、特功キャラがいなくても出撃するキャラの育成さえしっかりしていれば無課金でも星7が狙えます。
レイドボスを出現させるためにクリアするステージはどこでも良いため、好きなステージを回りながら攻略できるのも好ポイント。
ついででピース集めや曜日ステージで強化素材集めもできるのはありがたいですね。
・デメリット
レイドボスにどれだけダメージを与えられるかはキャラの育成状況に左右されるため、あまり育成をしていないプレイヤーには厳しいイベントとなっています。
とはいえ、APを5消費して攻撃力7倍などの救済措置はあるため他のイベントに比べると攻略しやすいのは間違いないでしょう。
●今までのイベントで入手できるキャラの運用
・エルシオン(菜園防衛隊)
星4のガーディアンとしては優秀なステータスとリーダースキルを持つキャラ。
特にリーダースキルは「ブレイブ、ストライカー、ガーディアンのATK、DEF+10%に攻撃速度小上昇」と広範囲に機能するため、リーダー向きなキャラと言えます。
ところで何で必殺ファンクションが「超プラズマバースト」なんですかね……エルシオン(※3)なんだぜ。
・さくら零号機(魔獣の三重葬)、クノイチ弐式(地獄の圧殺機)
性能が似てるので2キャラ同時に紹介します。いずれも強化系必殺ファンクション持ちの星4のストライカー。
主にリーダースキルと必殺ファンクションの範囲で差別化が図られています。
リーダースキルは「さくら零号機」が「ストライカーとメディックのATK+15%と攻撃速度小上昇」と攻撃寄り、「クノイチ弐式」が「ブレイブとストライカーのLPとDEF+15%とLP減少抵抗15%」と防御寄りとなっています。
必殺ファンクションの範囲は「さくら零号機」が自身の周囲に発動するタイプ。
「クノイチ弐式」が範囲を指定できるタイプとなっています。
範囲についてどちらが良いかは状況によりけりなので明確な優劣はない印象です。
どちらも貴重な強化系必殺ファンクション持ちであり、いるといないとではレイドボス戦の獲得ポイントに大きな差が出るため、所持しているなら間違いなく育てた方がいいキャラです。
育成が進めば高難易度の通常ステージでも運用可能でクリア時間の短縮も狙えます。
・ドットフェイサー(落し物は知識)
星4のブレイブなのですが正直育成していないので何とも。
必殺ファンクションのダメージは300%とトップクラスですがそれ以外はパッとせず。
リーダースキルも「ブレイブとマークスマンのDEF+10%にLP減少抵抗10%」とこれまた微妙。
現状、ブレイブとマークスマンというクラス自体がパッとしないということもあり育成の優先度はあまり高くないかなというのが正直なところ。
・アキレスタンク(心配性と予言の書)
星4のマークスマン。ドットフェイサーと同じく未育成なのですがこちらは強化系必殺ファンクション持ち。
しかし、マークスマンは遠距離攻撃が可能なクラスでありながら何故か敵に近付いていく時がある、レイドなどではボスの移動を招いて殴れる時間が減るなどマイナスな要素が多く運用しにくいのが現状です。
強化系必殺ファンクションは味方が近くにいないと効果を発揮しにくいため、遠距離型のマークスマンとは噛み合いにくいでしょう。
幸いリーダースキルは「ガーディアンとマークスマンのLP、ATK+15%と防御減少抵抗+15%」と割と優秀なため、ガーディアンとマークスマン中心で編成する場合はリーダーとして活躍が見込めるでしょう。
今回の記事はこんなところで。
今日はいよいよ星5の能力及びコスト調整が行われます。どんなバランスになるのか楽しみですね。
※1:「アキレスD9」「ルシファー」「パンドラ」「プロトI」が該当。
※2:難易度HARD以上のストーリーはステージ毎に1日にクリアできる回数が3回と決まっている。一応石を消費することで再び3回クリアすることができるが正直割に合わない。
※3:「エルシオン」の代名詞ともいえる必殺ファンクション「ホーリーランス」は何処へ…
【近況】装甲娘の攻略とか【基本編】
大分前ですが全ストーリー全ミッションクリアしました。
何気に1-2-3の「180秒以内にクリア」が一番手こずりました。
今回は装甲娘のシステム関連を色々書いていきます。
●キャラの入手はピース制
キャラを入手するためにはピースと呼ばれている欠片を集める必要があります。
ピースはキャラ毎に存在しスカウト(ガチャ)やドロップ等で入手することができます。このピースを30個集めるとそのキャラを入手することができます
ピースが26個しか集まっていないため、まだ入手できていない状態
スカウトは課金や配布で入手できるCSを消費する「プレミアムスカウト」とバトルなどで入手できるFPを消費する「フォロースカウト」があります。
「プレミアムスカウト」では星2~星5までのキャラが出現し、引いたキャラのピースを30個まとめて入手できるため、即キャラを入手することができます
一方「フォロースカウト」では各種強化素材の他。星1~星5までピース引くことができるのですが入手できるのは1個ずつとなります。
そのため「フォロースカウト」だけでキャラを入手しようとすると30回同じキャラのピースを引く必要があります。
上記の理由から現状は「プレミアムスカウト」で入手できる星2~3よりも星1キャラの方が入手が困難というよくわからない状況になっています。
●バトルについて
各キャラにはコストが設定されています。
コストはレアリティに比例しており低レアほどコストが低く、高レアほどコストが高い。
バトルではこのコストを消費してLBCSを出撃させます。1チーム10機、同時に出撃させられるのは5機までとなっています。
バトル開始時のコストは15で1秒に1ずつ増加していきます。限られたコストを上手くやりくりしながらキャラを展開し、ラインを突破されないように戦うといったゲームを目指したのではないかと思います。
しかし、実際は一部高コストの性能がズバ抜けて高く、多少序盤の出撃数を控えてでも高コストのみを展開していく方が安定する……というのが実情です
自部隊の高難易度用編成。星4以上で組むのが安定する。
●ストーリーの進め方
ストーリーは現時点で4章まで進めることができます。
章(Chapter)は複数のSPOT、SPOTは3つのステージがら構成されており、ステージをクリアすると次のステージ、SPOTをクリアすると次のSPOTへと進むことができます。
各ステージではNORMAL、HARD、EXTRAからいずれかの難易度を選択してバトルに挑みます。最初に挑戦できるのはNORMALのみでクリア後、1つ上の難易度を選択できるようになります。ストーリーを進めるだけならNORMALをクリアすればOKです。
とりあえずレベル60以上のトリトーン助っ人をフォローするのが攻略への近道となります。
とにかく強い
トリトーンはステータスが高く、通常攻撃で与えたダメージの15%を回復するスキルを保持しているため、それこそ低難易度であれば単機でもクリアすることができます。
バトル開始後、コストが19になるまで待ってトリトーン出撃→後は適当に展開すればHARDまで問題なくクリアすることができます
難易度が低いステージなら単機でも余裕。
EXTRAでも最初にトリトーンを出撃させるという方針は変わりませんが、敵の攻撃力が上がっているため適当にストライカーやマークスマンを出撃させると瞬殺される可能性があります。
クリアだけを目指すなら[トリトーン+ガーディアン*2+メディック*2]の組み合わせで出撃させると安定します。
ただし、ガーディアンは攻撃速度が遅いため1回のバトルに時間がかかるのがネックです。攻撃力を増強するならガーディアンやメディックを抜いてブレイブやマークスマン、ストライカーを入れるといいでしょう。
また、注意点としてガーディアン2体以上出してても他のキャラが攻撃を受ける時はあります。難易度EXTRAでブレイブやストライカーが集中攻撃を受けるとメディックを入れていても撃破されてしまうことは珍しくないため、HP残量には注意が必要です。
なお、2018年3月13日のアップデートで5章追加、更に星5の能力及びコストを調整予定とのこと。調整次第ではトリトーンゲーできなくなるかもしれません
「こんどは オラがやる」
●大型ボス対策(非レイド)
一部のバトル、主に各章のラストでは大型ボスが出現する場合があります。
でかい
HPが高く、状態異常付与、複数のキャラを同時に攻撃、追い込まれると必殺ファンクションを発動したりとボスに相応しい性能を有しています。
特にやっかいなのが必殺ファンクション。充分育成したガーディアならEXTRAでも耐えられますがブレイブやメディック、ストライカーは致命傷、場合によっては即死もあり得ます。
必殺ファンクションは発動モーションに入ってから数秒猶予があるため、範囲内にいるガーディアン以外のキャラは発動前に撤退させるのが吉です。確実に撤退させるためにも高難易度の大型ボス戦は等速でプレイするのをオススメします。
退却させると10秒間再出撃ができなくなる点には注意です。
特にメディックやガーディアンが誰も出撃できないような状態になると戦線の維持が難しくなるため、控えにもある程度育てたメディックとガーディアンを最低1機は入れておくといいでしょう。
苦戦したり時間がかかる場合は強化系の必殺ファンクション持ちを編成すると撃破までの時間が飛躍的に縮められます。このゲームそもそも攻撃系の必殺ファンクションよりも強化系の方が強めに調整されています(原作でもインビジブルとか一部強化系がめっちゃ強かったのですが……)
強化系必殺ファンクションを持つキャラは☆3の「マッドドッグ」「エジプト」と「ショウグン」、☆4の「ビビンバードゴールド」「クノイチ弐式」「さくら零号機」が該当します。
常設レイドで入手できるため、なるべく部隊に加えたいキャラ。
特に「ビビンバードゴールド」「クノイチ弐式」「さくら零号機」は☆4ながら優秀なキャラであり、対大型ボスでは「トリトーン」以上の活躍が見込めるため所持しているのであれば是非育成しておくと活躍してくれるでしょう。
「さくら零号機」はリーダースキルがストライカーの攻撃力アップなので「クノイチ弐式」よりリーダー、助っ人向きです
逆に「マッドドッグ」は紙装甲ゆえに回復やガーディアンとの併用で必殺ファンクション発動までHPを維持する必要があり、育成が進むまでは運用が少し難しいです。HP吸収効果も付くため発動さえしてしまえば強いのですが。
可愛い
●低コストの運用
冒頭にも書きましたが本作には覚醒というレベル上限を開放していくシステムがあり、どのキャラでもレベル上限の80まで育成することができます。おまけに覚醒してもコストは変わりません。
しかし、覚醒に必要なピース数が2回毎に30→45→75……と増えていくため低レアをレベル上限まで育成するのは困難を極めます。
3回目の覚醒に45個のピースを要求するJK。
ステータスの伸びもレアリティ相応であり、限界まで覚醒させた星4Lv80でも覚醒無し状態の星5Lv60を僅かに上回る程度というのが現状です(そもそも同レアリティ内でもキャラ間のステータス差は激しいのですが)
通常のバトルは後半コストが余る、レイドはコストを気にする必要がないため低コストは戦力として期待できないのが現状です。
(直近のミッション制イベントでコスト制限ミッションがあり、ようやく低レアの出番かと思いましたが助っ人のコストが制限対象外のため、結局助っ人トリトーンでゴリ押しすれば問題ないという……)
低コストの数少ないメリットとして必殺ファンクションゲージの増加が速いというのがありますがステータスの関係上、威力が低いため恩恵はイマイチ。
一応、メディックは必殺ファンクションの効果が回復される側のHPに依存するため、多少実用性はありますが星3以上のメディックが手に入ればお役御免になるでしょう。
●フォローしておきたいキャラ
素材やMPの関係で複数のキャラを十分に育成できないことやミッションのコスト制限などに引っ掛からないことから助っ人の力がかなり重要となっています。強力なキャラを助っ人に設定しているプレイヤーは積極的にフォローしていきましょう。
特に以下のキャラは攻略の要となるためプレイしなくなった時や助っ人を変更されることも考慮して2~3人フォローしておきたいですね。
また、助っ人の機体のリーダースキルも適用されるため助っ人の機体に合わせて編成するのも良いでしょう。
①トリトーン
通常のバトルにおいて文句無しの最強キャラであるトリトーン。
難易度HARD以上だとトリトーンの有無で難易度が大きく変わるため、なんとしてもレベル60以上のトリトーンを設定している人はフォローしておきたいですね。
②ビビンバード・ゴールド、さくら零号機、クノイチ弐式
育成が追い付いてない
いわゆる強化系必殺ファンクションを持つ星4のキャラ達。
前述のとおり大型ボス戦においては強化系必殺ファンクション持ちで袋叩きにするのがセオリーとなっているため、それらを持つ助っ人は確保しておきましょう。
特に「さくら零号機」はリーダースキルがストライカーの攻撃力アップ、通常攻撃にHP吸収効果が付与されるためダメージを気にせず殴り続けることがでるようになります。
強化の効果は重複するため自身で強化系必殺ファンクション持ちを育成していてもフォローしておいた方がいいでしょう。
③各クラスの星5キャラ
ミッションなどでクラスが限定される場合があります。現状助っ人は対象外になっていることがほとんどですが今後もそうとは限りません。
自身で各クラスのキャラを複数育成することは難しいため、強い星5キャラを助っ人にしている人は積極的にフォローしておいた方がよいかと思います。
ざっと基本的なことを書いてみました。
自分はそれなりに楽しんでいますが正直ゲーム自体の出来は褒められたものではないので現時点ではあまりオススメできません。ログボなどの配布、特に石が全然配られません(体感ですがFGOの半分以下)
ただ、少しずつ悪い部分は改善されているためアプリ版がリリースされる頃には人に勧められるくらいの出来になっているといいのですが…
イチオシキャラのキリくん(機体はインセクター)何で制服がズボンなんですかね?
今回の記事はこの辺で。次はイベントの攻略について書いていきます
【思い出】ドラゴンボールZⅢ 烈戦人造人間
【タイトル 】ドラゴンボールZⅢ 烈戦人造人間
【ハード 】ファミリーコンピュータ
【稼動日 】1992/08/07
【ジャンル 】RPG
【プレイ状況】クリア
●当時は若く、お金が(ry
ゲーセン自体は高校受験が終わった頃からちょくちょく行っていたのですが、高校2年生位の頃に地元に大きめのゲーセンができて以来、ゲーセンへ行く頻度は加速度的に増していきました。
バイトはしていたものの、1度行けば500~2000円程度の出費。懐事情は常にカツカツの状態でした。
とはいえ、アーケードゲームにお金がかかるのは致し方ない。だったらせめて家庭用ゲームは安く遊びたい……そんなときに目を付けたのがファミコン時代のレトロゲームでした。
近くの駅には中古ショップは多数あり、ファミコンのソフトはかなり安価で入手することができました。
家にも幼い頃は理解できずに投げてしまったゲームも多々あり、お金が無いときはファミコンやゲームボーイのソフトを遊ぶことが多かったのです。
今回紹介するのはそんな時期に遊んだファミコンソフト「ドラゴンボールZⅢ 烈戦人造人間」です。
●いつの時代もドラゴンボールのゲームソフトは発売し続ける
ドラゴンボールのゲームは非常に多くのハードで発売されており、本数もかなりのものです。
ファミコンでも少なくとも7本は発売されています。
恐らく、1番有名なのはシュールな世界観と鬼畜な難易度で有名なアクション「神龍の謎」ですが、今回紹介するのはカード選択式RPGである「強襲サイヤ人」「激神フリーザ」に続く3作目のソフトです。
毎作微妙なシステムの変更はあるものの、ランダムに配られるカードを選択してその数値や文字に応じた攻撃を行うという戦闘システムはシリーズ共通となっています。
スーパーファミコンでも同じシステムで「ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説」が本作のおよそ半年前に発売しているので、厳密には4作目という方が正しいのかもしれません。
このシリーズは基本的に原作準拠のシナリオなのですが悟空無し(時系列的に死んでいる時期のため)でガーリックJrと戦ったり、サイヤ人編で死んでしまうヤムチャ、チャオズ、天津飯を生存させればナメック星に連れていけたりとif要素もあり、個人的にはかなり好きなシリーズです。
セル編とかブゥ編もやりたかったなぁ。
●最初がクライマックス、最後がプロローグ
「強襲サイヤ人」がラディッツ編~ガーリックJr編~サイヤ人編まで、「激神フリーザ」はフリーザ編で悟空が超サイヤ人になるまでを扱ったシナリオなのですが本作はなんとフリーザ編のラスト、フリーザVS超サイヤ人悟空戦から始まります。最初からクライマックス過ぎる。
そしてクウラ編を挟み、いよいよ人造人間編もといセル編が始まるのですが……とんでもない所で本作のシナリオは終了します。
セル編の序盤も序盤、ピッコロがセルの第1形態をとり逃すシーンでシナリオが終了します。太陽拳で逃げられるあのシーンです。
「烈戦人造人間」というタイトルの通り、人造人間19号がラスボスでというオチでした。
しかもスタッフロールすら無し。
セル第2形態の画像が移り、悟空のカットインと共に「こんどはオラがやる」の文字が表示されて終了。
当時、流石にこんな終わり方なら続編が出ているだろうと思い続編のことを調べました。
確かに続編である「サイヤ人絶滅計画」がファミコンで出ていたのですが従来のシリーズとは打って変わりオリジナルストーリーとなっており、原作準拠の作品は発売されていませんでした。
「こんどはオラがやる」←やれませんでした。
●シリーズ最高の戦闘テンポの良さ
シナリオについては残念なものの、戦闘システムには大きな改善がみられます。
「強襲サイヤ人」ではにらみ合い→接近→攻撃といったプロセスを挟んだり、「激神フリーザ」ではエネルギー波を撃ってから接近して攻撃など、シリーズ通して戦闘シーンが長いという欠点がありました(ある意味アニメを忠実に再現しているといえますが……)
しかし、本作では全体的に動作の速度が上がり、戦闘に参加するメンバー数も3人までとなり劇的にテンポがよくなっています。TASでクリアまで20分切っている方もいるようです。
続編である「サイヤ人絶滅計画」は進めば進むほど敵含めて攻撃回数自体が増えていくシステムのため戦闘時間はどんどん長くなっていく、SFCの「超サイヤ伝説」も戦闘時の演出が増えているためテンポはあまり良くありません。
テンポだけでなく演出面も強化されており、戦闘については本作がシリーズ最高の出来だったんじゃないかと思います
●謎のダイナマイト推し
本作では原作ではカットされたナメック星達を帰還させるためのドラゴンボール集めを地球にいるメンバーで行います。
そのドラゴンボール探しでなぜかやたらダイナマイトを使うことになります。
エネルギー弾だと威力があり過ぎるとかそんな理由だった気がしますが頼んだだけでダイナマイトをホイホイ分けてくれる工事現場のオッサンはちょっとヤバいと思います。「解体屋ゲン」かな?
●何だかんだで面白いシリーズ
シナリオが短いうえに中途半場で消化不良感はあるものの、システム面では大きな改善がみられ版権もののソフトとしては良い作品だったと思います。
ファミコン後期の作品全般的に言えることですがグラフィックもファミコンとしてはかなり綺麗です。
原作だとサイヤ人編以降、サイヤ人以外のメンバーが戦闘で活躍しないこともあり、ヤムチャや天津飯を育てて活躍させることができる点も良いですね。
それだけに次回作である「サイヤ人絶滅計画」でシリーズが終了してしまったのは非常に残念です。実際このシリーズって当時の評判はどうだったんでしょうか。
ちなみに、過去作である「強襲サイヤ人」は3DSで発売された「Jレジェンド列伝」に収録されています(初回限定版は「激神フリーザ」のDLコード付き)
しかし、本作については移植、配信などは無いためプレイするにはファミコン互換機とソフトが必要です。
幸いプレミアはついていないものの、版権もののソフトはプレイする環境が限られてしまうのは辛いところですね。
今回の記事はこの辺で。因みに3作目である「烈戦人造人間」を選んだのはシリーズの中で1番知名度が低いと思ったからです。「強襲サイヤ人」や「超サイヤ伝説」を知っていても本作を知らない人は多かったんじゃないでしょうか。
【思い出】スーパーロボット大戦K
【タイトル 】スーパーロボット対戦K
【ハード 】ニンテンドーDS
【稼動日 】2009/03/20
【ジャンル 】シミュレーションRPG
【プレイ状況】2周くらい
●DSスパロボ2作目。その出来栄えは……
SFC以降のハードでは大体2作以上は発売される位メジャーなハードスーパーロボット対戦シリーズ。
ニンテンドーDSにおける2作目が『スーパーロボット対戦K(以下『K』)』である。
ニンテンドーDSで1作目に発売された『スーパーロボット対戦W(以下『K』)』の評価が高かったこともあり、多くのプレイヤーが『K』に期待していた。
なのに……
●新規多めの参戦作品群
参戦作品はシリーズ初参戦の作品がかなり多い。全14作品の内、6作品が完全新規、11作品は携帯機初参戦となっている。
また、全体的に2000年代の作品が多くDSを持つ若い世代をターゲットにした作品であることが伺える。
何気に「ガン×ソード」「起動戦士ガンダムSEED STARGAZER」がシナリオ有りで参戦しているのは本作のみである。
そのほかシリーズへの参戦が少ない作品として「神魂合体ゴーダンナー」「機獣創世記ゾイドジェネシス」「電脳戦機バーチャロン マーズ」「蒼穹のファフナー」「ガイキングLOD」「鋼鉄神ジーク」等が登場する。これらは『K』以外にも参戦しているが合計2~3回しか参戦していない。
メジャーな参戦作品は「マジンガーZ」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(※1)」ぐらいである。
その他、「破邪大星ダンガイオー」「オーバーマン キングゲイナー」が参戦している。。
他にもガンダムがSEEDシリーズのみ、ゲッターが不在とかなり珍しいラインナップである。
●『W』から正当進化した戦闘グラフィック
前作『W』の時点ではGBA時代の流用も目立ったものの、本作の戦闘グラフィックはニンテンドーDSの2作目らしく大きく進化を遂げている。
前作以上によく動くドットはもちろんのこと、携帯機ながらパイロットが大きく映るカットインが多く、武器によってはそのままアニメーションも入るため見ごたえがある。
特に「ガン×ソード」の機体は全体的に演出が凝っており、主人公機「ダン・オブ・サーズデイ」の最強武器である「神は裁き」は一見の価値あり。
●シナリオの評判は残念ながらイマイチ
主人公の「ミスト・レックス」は敵の襲撃により壊滅した星から地球に逃れてきた異星人であり、地球では正体を隠して暮らしているという設定。
重い過去持ちの割に明るい性格ではあるがそれ故に失礼な発言や態度も目立つ。
自身が生まれた星が地球より優れた技術を持っていたからか何かと地球と比較して故郷の素晴らしさを語りだしたり、大空魔竜(※2)の廊下で頻繁に愚痴る、版権キャラと絡まない等々色々問題のある主人公である。
気になった人は「ミストさん」で検索してみるといいだろう。
主人公だけでなくシナリオ全体に雑な印象が強い。
特に後半は主人公達の手が回らない相手はとりあえず「オーブ軍(※3)」が何とかしてくれているという一言で片づけられてしまうことが多々あった。
「フェストゥム(※4)」が相手でも時間を稼げてしまう辺り、この世界の「オーブ軍」優秀過ぎる。
本作の参戦作品群は自分が原作未視聴の作品が多いためなんとも言えないがシナリオ改悪、キャラが違うなど原作ファンからも厳しい意見が多い。特に「蒼穹のファフナー」や「機獣創世記ゾイドジェネシス」周りが酷いとのこと。
スパロボの魅力である作品間のクロスオーバーも弱く、各作品の問題を個別に解決していくような展開が多くイマイチ盛り上がりに欠ける印象。前作の『W』がその辺りをかなり上手くやっていたことも不満に拍車をかけていたように思える。
何かと褒める点が少ないシナリオ回りだが「電脳戦機バーチャロン マーズ」関連の部分だけは評価が高い。
初参戦だった第3次αがほぼシナリオ無しのゲスト参戦だったことに比べ、『K』ではキチンと原作通りの設定で参戦して尚且つシナリオも良い。クレジットにバーチャロンシリーズのプロデューサーの名前が入っていたことから、キチンとした監修の賜物ではないかと囁かれている。
●よりによってウィンキー時代みたいな調整を……
「オーバーマン キングゲイナー」「機獣創世記ゾイドジェネシス」「ガン×ソード」「神魂合体ゴーダンナー」
これらの作品は原作に宇宙での戦闘が無い。
なので当然と言えば当然なのだが昨今のスパロボで地形適用をBにするのはやり過ぎではなかろうか。
それこそ強化パーツで補わないとマトモに宇宙で戦えないとか流石に酷い。因みに宇宙マップはそれなりの数がある(調べ直してみたら『K』は地形の影響が他作品に比べ大きかったらしい。なおさらBを設定するのはマズいのでは……)、
●音楽回りは大問題
作中に使われているBGMが一部盗作(※5)であることが発覚し、公式サイトに謝罪文が掲載される事態となった。シャレにならん。
また。容量の関係かボイスは無しである。ニンテンドーDSで発売した作品は全てボイス無しなのでこれはやむ得ないか。
ちなみにニンテンドー3DSからはボイスが付くようになる。
余談だが同時期に発売されていたPSPの同シリーズは全てボイス付きだが最初に発売した『スーパーロボット対戦MX』はロードが長かったりと色々問題もあった。後の作品ではメディアインストールでこれらの問題を解決している。
●光る部分はあるものの……
やはりマイナス面が目立つ本作。実際中古ショップなどでも『W』と『K』で倍近く値段に差があるのも珍しくない。
とはいえ、戦闘グラフィックやレアな参戦作品群とこの作品にしかない魅力があるのも事実。シナリオさえ気にならなければ充分に楽しめる作品であることは間違い無いと思います。暇な時期だったとはいえ私自身2周してますしね。
今回の記事はこの辺で。同シリーズでも不遇の作品であるニンテンドーDS最終作『スーパーロボット大戦L』についても機会があれば紹介したいですね。
※1:実は「SEED」より「DESTINY」としての参戦の方が多い。
※2:「ガイキングLOD」に登場する母艦で早い段階から加入する。廊下は(ミストさんの)友達。
※3:「起動戦士ガンダムSEED」シリーズにおける中立国、オーブの軍隊。M1アストレイとムラサメ位しか戦力無いはずなんだけどなー。
※4:「蒼穹のファフナー」シリーズの敵。心を読む、空間攻撃持ち、数が多いとヤバい要素満載。
※5:「エストポリス伝記Ⅱ」と「クロノ・トリガー」から1曲ずつ。元曲知っている人が聞けば即バレレベルの盗作。
【思い出】ガンダムVSガンダム
【タイトル 】ガンダムVSガンダム
【ハード 】アーケード/PSP
【稼動日 】2008/08
【ジャンル 】3Dチーム対戦アクション
【プレイ状況】ゲーセンで野良対戦する程度
今回ちょっと長めです。
●人気シリーズ、待望の最新作!!
『機動戦士ガンダム 連邦VSジオン』から始まった通称『VSシリーズ』の7作目が『ガンダムVSガンダム』!!
従来のシリーズは世界観が共通しているシリーズの機体のみが参戦していたのに対し、本作は何と昭和、平成ガンダムごった煮……初の全作品オールスター参戦ということもありプレイヤーからの期待も大きかった。なのに……
●「モビルアシスト」そして「Gクロスオーバー」
操作はシリーズ通例の5ボタン+レバー、2対2でのチーム対戦がメインなのも従来シリーズ通り。そしてこのゲームを象徴するゲームシステムが「モビルアシスト」と「Gクロスオーバー」
「モビルアシスト」は別の機体を呼び出して支援してもらうことができる。使用できる回数や呼び出す機体は機体毎に異なる。「インパルスガンダム」ならセイバーガンダムがMA形態で前進しながら射撃、「ドム」ならドムが2機追従しながら一定時間射撃に連動して射撃をしてくれる。
「Gクロスオーバー」はゲージが溜まるとチームで発動できる広範囲攻撃。どんな攻撃を行うかは使っている機体の出展元シリーズに依存する。
「ザク改」ならフィールドに巨大なサンタのバルーンが出現して爆発、「ウィングガンダムゼロ」ならピースミリオンがフィールドを横切るといった感じです。
発動から攻撃が行われるまでの時間が長く直接当てるというよりは相手を誘導するのが主な用途だった。2チーム同時に発動するとそこらじゅうで巨大MAの攻撃やら爆発やらが起きて、かなりカオスな状況になる。
また、スタートボタン2連打で発動だったため通信しようとして暴発することも多々あった。因みにこのシステムは本作のみのシステムであり、後のシリーズで二度と使われることは無かった。個人的には覚醒系のシステムより好きなんだけどなぁ
●機体は各作品2機ずつ(大嘘)
参戦機体は出展元シリーズ毎に2機ずつ(ファーストのみ4機、またダブルオーは隠し機体のエクシアのみ)
ここで注目したいのが「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の参戦機体「インパルスガンダム」と「フリーダムガンダム」。実際アニメを見ていた人なら気付いたかもしれませんが何故か「機動戦士ガンダムSEED」の主人公機体である「フリーダムガンダム」が「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」枠で参戦しているんです。つまり「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」からの参戦は実質「インパルスガンダム」のみ……ガッカリだよ。
ちなみに「機動戦士ガンダムSEED」枠は「ストライクガンダム」と「イージスガンダム」。イージスはついに自爆ができるようになった。偉いね、アスラン。
●モビルドール
本作のCPU戦は進むにつれて敵の攻撃力が異常に上がっていき、反応も極悪化するため難易度がとにかく高い。さしずめガンダムWのモビルドールを彷彿とさせる。
特に最高難易度のアルティメットモードでは序盤から攻撃力が通常の2倍程度とマトモにプレイしてクリアすることは困難であり、対モビルドール戦よろしくCPU特有の動作を悪用して攻撃を当てるしか無かった。
●流派東方不敗の脅威
『VSシリーズ』は2対2というシステム上、格闘に特化した機体は厳しい戦いを強いられることが多かった。しかし、その通例は本作で覆ることとなる。「機動武闘伝Gガンダム」から参戦した「ゴッドガンダム」「マスターガンダム」が稼動初期から猛威を振るったのだ。
高い機動力で相手を捕まえることが容易であり、移動関連のシステム変更により一度捕まると逃げることが困難だった。オマケに体力が少なくなると明鏡止水が発動し火力が向上するためリードしてても油断するとあっという間に逆転されてしまう。
結果、後述する特殊な移動方法を持つ機体以外で対抗することが困難となり対戦は自然とそれらの機体を中心とした環境が出来上がるのにそう時間はかからなかった。
●翔べガンダム
『VSシリーズ』で攻撃を当てる方法としてポピュラーなものに「着地取り」というものがあります。これは着地した際に硬直が設定されているため、そこに攻撃を当てることんを指します。もちろん本作にも「着地取り」は存在するのですが調整が甘かったのか着地時の硬直中にブースト全回復から移動技を出すことができたため以下の機体たちは実質足を止めることなく動き続けることができました。
グフカスタム :ヒートロッドを使った上下への高速移動。
ガンダム試作2号機:何か凄い速度で上昇する。
Zガンダム :高速で上昇しながら変形し、そのまま変形移動に移行。
他にもいくつかあったが特に凶悪な上記の3機は7強と呼ばれ対戦環境を支配する機体となった。
●舞い降りる悪夢
前述した7強には「ゴッドガンダム」「マスターガンダム」「グフカスタム」「ガンダム試作2号機」「Zガンダム」
そして残る2機が全国大会ベスト8中6組が使用していた「キュベレイMk-Ⅱ」、そして8組が使用していた「フリーダムガンダム」
「キュベレイMk-Ⅱ」は回避困難なファンネル、近付かれてもダウンを取りやすいアシストを持ち自衛能力も中々。おまけに最低コストのため複数回落とさないと勝てないという凶悪な性能。
「フリーダムガンダム」は稼動直後こそ高コストながら体力が低く、射撃も格闘もパッとしなかったため評価は低かったがその評価は「ある武装」の使い方が明らかになっていくにつれて覆っていき、あっという間に最強機体としての地位を不動のものとした。
その「ある武装」こそがどんな行動でもキャンセルして高速移動に移行する「キャンセル覚醒」である。
移動に使えばその速度と距離から追いつくことができず、コンボの繋ぎに使えば大幅なダメージアップ。弾数3発、10秒リロードと回転率も優秀。極めつけは何故か特格をキャンセルして出すと一瞬で凄まじい高さまで上昇していき普通の機体では追いつけない。全国ベスト8の全チームが使用していたのも納得の性能である。
●逃げないで戦ってください
本作はとにかく移動技が強力だったため、逃げに注力した相手を捕らえることは難しくタイムアップを狙われると阻止することが困難だった。そのため全国大会では「明らかな逃げ行為を行った場合はペナルティ」という訳のわからんルールが追加される異例の事態となる。絶望。
●シリーズ1作目だし、多少はね?
初の全作品オールスター参戦となった本作は対戦バランスが致命的であり、対戦するプレイヤーは大幅に減ってしまった。自分の通ってたゲーセンでも「フリーダムガンダム」の強さが明らかになった後は「連ザⅡやろうぜ」みたいな状態になってしまった。仕方ないね。
とはいえ流石は『VSシリーズ』、次回作の『ガンダムVSガンダムNEXT』は機体の強弱はあれど、本作のようなバランス崩壊は無く対戦ツールとしても高く評価されている。
また、アーケードでは追加機体が「ガンダムエクシア」のみだったが、PSP版では「ガンキャノン」「ディスティニーガンダム」「ケンプファー」「ガンダム試作1号機Fb」が追加されている。友達と旅行に行ったとき、夜の旅館でプレイしたのはいい思い出。家庭用で友達と遊ぶ分には難易度やバランスも気にならないのでライトに遊ぶ分にはいいゲームだったと思う(対戦する際には熱くなり過ぎないように注意)
最近はたまにシャッフルで遊ぶ程度だから言えることですがこのシリーズ、たまにバランスがぶっ壊れるのハタから見ている分には面白いです。エクバ初期のケル、運命、マスターとかね。
では今回の記事はこの辺で。ブログ開設前に溜めていたストックはこれで最後なので新たに記事を起こさねば。
【思い出】仁義ストーム
【タイトル 】仁義ストーム
【ハード 】アーケード
【稼動日 】2006/09/20
【ジャンル 】3D対戦格闘
【プレイ状況】稼動初期にちょろっと対戦した程度
●男を殴って女を脱がす!
当時アーケードの3D対戦格闘ゲームといえばバーチャファイターと鉄拳だったが「男を殴って女を脱がす!」という強烈なキャッチフレーズで殴り込みをかけてきたのがこのゲーム『仁義ストーム』である。今のご時勢だと色んなところに怒られそうなキャッチフレーズだ。
●システム周りは割と普通……だが
ゲーム自体は3ボタン+レバーとバーチャ系のスタンダードなゲームシステム。
変わっている所と言えば3D格闘ゲームとしては珍しくほとんどのキャラに飛び道具が実装されている点である。自分が使っていた『シュペリ』はカイザーウェイブのような飛び道具が画面に2つまで出すことをできたのが印象に残っている。
そして、本作の目玉は何と言っても各操作キャラクターには女性キャラが割り当てられており、勝つとキャッチフレーズの通り脱がすことができる!!………ハズだった。
●そんなことしたらJAMMA(※1)に怒られちゃうだろ!!
実際に開発初期やロケテスト時は脱衣機能が組み込まれていた。
しかし、本稼動時には脱衣機能が排除され、ちょっとエロい雰囲気の1枚絵が見れるだけになってしまったのだ。対象年齢18歳以上推奨だったのも全年齢向けに……ガッカリである。
流石に18歳以上推奨のアーケードゲームはまずかったか……実際、2005年末に発売した『ホットギミック 5未来永劫』を最後に成年向けのアーケードゲームはリリースされていないからなぁ(……ハズ)
大量の50円玉を積み上げて脱衣麻雀を遊んでいた身としては残念なことこの上ない。
●いざ稼動!!その結果は……
操作性は良好であまり3D格闘をやっていなかった自分でもサクサク動かすことができる。しかし、操作キャラクターのグラフィックはお世辞にも美しいとはいえない微妙な出来でした。
当時の3D格闘ゲームといえばバーチャや鉄拳はもちろん『キン肉マン マッスルグランプリ』や『超ドラゴンボールZ』『THE BATTLE OF 幽々白書』等キャラクター系も充実していた。脱衣という強みを失ったこのゲームが生き残ることは厳しかったのだろう。
当時ホームにしていたゲーセンにも対戦台が1台稼動していましたが、自分と知り合い以外の人がプレイしている姿はほとんど無く早々に撤去されてしまいました。
麻雀や陣取りゲームのような脱衣ゲームでは1コインクリアがほぼ不可能であるのに対し、格闘ゲームであれば1コインクリアを安定させることがそう難しく無い(一部例外除く)。そのため脱衣要素が残っていれば「1コインで沢山脱がせるゲーム」としてコアなゲーセンに1台は置かれるようなゲームになったんじゃないかなぁと思うと残念でならない。
●色々と惜しいよなぁ
この記事を書くにあたって色々調べ直したところ、どうやら開発会社である「アトラティーバ・ジャパン」は既に倒産してしまっているようです。公式ホームページも閉鎖済み………とはいえ一度世に出たゲームであり動画等はあるようなので興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか。
今回の記事はこの辺で失礼。
色々書いてたら遊びたくなってきたので都内で設置されているゲーセン見かけたら教えて頂けると嬉しいです。
【近況】装甲娘プレイ日記
10代後半~20代前半はやれ格ゲー、やれ音ゲーと平日でもガンガンゲーセンへ行っていたものですが、ここ数年はまっすぐ家へ帰ることが多くなりました。たまに行ってもプレイするのはプリパラかスプラッターハウスくらい。
最近は家に帰ってプレイするゲームといえば専らFGOやミニスーファミの内蔵ゲームだったんですが先月からとあるブラウザゲームをプレイしています。ブラウザゲームをプレイするのは艦これ、刀剣乱舞ぶりです。
そんな訳で今回の記事では今ハマっている『装甲娘』のプレイ日記です。
『装甲娘』はレベルファイブが開発したダンボール戦機シリーズの最新作。なんと作中に登場する小型ロボット、『LBX』をモチーフに(美少女)擬人化したゲームでした。
情報が公開された直後は流石に困惑したものの、ダンボール戦機はドハマりした作品なのでシリーズが復活するのはやはり嬉しいですね。
『ミメシス』というロボットにより街はほぼ廃墟、人間が滅ぼされかかっている平行世界の地球……関東近郊辺りが物語の舞台になっています。それらに抵抗するべく異世界(多分現代の日本っぽい)から召喚された少女が『LBX』の装甲を身にまとって戦う少女『LBCS』達という感じの物語です。
ダンバインと戦乱のゼンディカーを足して2で割ったような感じの世界観ですね。
リリース早々敵から畑を守るイベントが始まったのは流石に草。
ゲーム内容はいわゆるラインディフェンス。ステージクリアまでに自陣のラインを3回突破されたらゲームオーバーという非常にシンプルなもの。
バトルは9機+助っ人1機の合計10機編成のチームで行い、出撃する機体を切り替えながら戦っていく感じです。
低難易度は攻撃力や速度重視、高難易度は耐久重視といった感じに敵の構成に合わせて編成や出撃順を組むのが楽しいですね。
現状は原作2期でジンの愛機だった『トリトーン』が最強機体と言われています。
原作ではあまりパッしなかったんですが……出世したなぁ。
高耐久な上に体力吸収スキル持ちなのはガーディアン(※1)に求められる役割と噛み合い。攻撃力と必殺ファンクションも最強クラスと明らかに頭一つ抜けた性能を有しています。
唯一残念な点と言えば原作で敵を捕まえたりするのに使っていた白いネバネバした何かが使えないことくらい。せっかくの美少女擬人化……なぜ何らかの形で残してくれなかったのか。
バトル開始時のコストは15なので開始即出撃はできないのですがコストが19になるまで待ってから出撃させるのがセオリーとなりつつあります。実際強い。
トリトーンが強いこともありガーディアンとメディック(※2)を中心に編成するのが手堅く、高難易度でも安定します。
かといって別のクラスが通用しないかと言えばそんなことはなさそうです。ガーディアンは攻撃速度が遅いためダメージソースとしてはブレイブ(※3)、マークスマン(※4)、ストライカー(※5)の方が優秀です。
特にブレイブは耐久も高めなのであまり細かいことを考えずに出撃させられます。
マークスマンは敵との距離の維持、ストライカーは低耐久という課題がありますが出撃させるタイミングや編成でその辺りが上手くカバーできれば活躍できそうです。
リーダースキルとの相性もありますが現状の育成優先度はガーディアン>メディック>ブレイブ>ストライカー、マークスマンといった感じだと思います。
キャラデザは全体的にエロいです。
特に胸の辺りは布が少なかったり、モロ下着だったりと肌の露出は艦これより多い印象。
いいと思います。
正直ダンボール戦機シリーズであること以外、ズバ抜けて優れた点は見当たりませんが個人的には結構楽しんでます。
・スタミナ上限が低い。
・同コスト帯でも性能差が顕著
・チームに編成する機体が9機なのに育成に必要なポイントが不足しがち
・イベントの報酬が渋い
・……etc
このように不満はそれなりにありますが、そこはリリース直後ですし今後の改善を期待したいですね。大きな不具合が無いのもシステムエンジニア的には高評価。
アニメ未登場のマイナー機体が出ているのも嬉しいですね。
現在はブラウザ版のみですが、近々スマホアプリ版の事前登録も始まるようです。
アニメ化、プラモなどのメディアミックスが予定されていますが実現するかはゲームの盛り上がり次第かと思いますので無理の無い範囲で課金して応援していきたいですね。
余談ですがニューという名前の猫(CV池田秀一)がマスコットとして出てきます。世界の荒廃具合といいアクシズでも落ちたんですかね。
※1:ガーディアン … 高い防御力を持ち、敵を引き付ける能力を持ちます。高難易度ではかなり重要なクラス。
※2:メディック … 攻撃はできず、味方の回復のみを行うクラス。高難易度では重要だが低難易度ではいなくても問題ない。
※3:ブレイブ … 攻防バランスの取れた近接戦クラス。
※4:マークスマン … 唯一遠距離攻撃ができるクラス。射程限界でもあるのかノコノコ敵に近付いていったりするので危うい。
※5:ストライカー … 移動速度と攻撃速度が速い近接戦クラス。高難易度で何も考えず投入すると光の速さで脱げる。