マジック・ザ・ギャザリングとの再会~リシャーダの酒場で推しデッキを回す~
ここ数年は疎遠になっていたマジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)
今年になって意外な形で再会することになる。
よく週末の夜を過ごしている秘密基地[@sbp_tokyo]の上にMTGRestaurant Rishada[@MTGrestaurant](以下リシャーダ)が開店するということで、
秘密基地でも少しMTGを触るかという流れになったのが事の始まりである。
自分以外はほぼ初心者ということを考慮しパウパーを推奨フォーマットとして遊ぶことにした。
いくつかデッキを作って皆に触ってもらうかと思い、
白単英雄的、青単クロックパーミッション、赤単バーン、緑単アグロ、黒単ゾンビを作成。
某店舗の上位レシピを参考にしたのでデッキパワーについても問題無いだろう。
まずはこれで遊んでもらい、各自気になったデッキを作ってもらえたらと考えていた。
しかし、ここで件の記事の執筆者である野地さん[@nojikurage]が予想外の行動に出る。
「るかこデッキ作ったよ」
↓件の記事
推しデッキでマジック・ザ・ギャザリングを遊べ|野地海月
https://note.com/nojikurage/n/n7b2aace9b209
記事内のAさんって誰だろうね。
野地さんが推しているVtuberである大浦るかこ氏のファンデッキを作ってきたのである。
土地を除くすべてのカードがモチーフである大浦るかこ氏本人、あるいは配信内容にちなんだカードで構成されている。
パウパー目線で見ても上位互換があるようなカードばかりであり、
自分の用意したデッキのパワーを90とするならこのデッキは30がいいところだろう。
ここで自分には2つの選択肢があった。
手持ちのデッキで加減しながら遊ぶか同じようにデッキパワー30のデッキを用意し全力で戦うか。
当然自分が選んだのは後者を選んだ。
加減しながら戦うより全力で戦うほうが楽しいに決まっている。
ならどんなデッキを作るか?ネオ神河で増えた忍者デッキか?
はたまたはハマっているウマ娘をモチーフにしたデッキを組むか?
否、相手が大浦るかこ氏となればこれしか無いだろう。
同じみるちーずのメンバーである湖南みあ氏だ。
こうして湖南みあデッキの作成が始まった。
デッキ作成にあたり湖南みあ氏のチャンネルを登録し気になったアーカイブを見ていく。
自分自身酒好きかつ一応婚活中ということで共感できる点も多くめでたくメンバーシップ登録。
ちくしょう…このミーアキャット可愛いじゃねぇかよぉ……
こうして紆余曲折を経て完成したのが以下のデッキである。
【パウパー湖南みあ氏デッキ】
・土地22
広漠なる変幻地*4
進化する未開地*4
森*7
沼*4
平地*2
島*1
・クリーチャー19
俊敏なマングース*4
黒猫*4
信頼厚き腕力魔道士*4
二人組の見張り番*2
刃の曲芸人*4
道壊しワーム*1
・スペル19
聖別された葡萄酒*4
結婚式への招待状*4
ファリカの献杯*3
最後の口づけ*4
Soul Kiss*3
真実の愛の口づけ*1
各カードの採用理由はイカの通り。
・敏捷なマングース

湖南みあ氏はミーアキャットがモチーフであるため「カルー・ミーアキャット」を採用したかったがアンコモンのため使用不可。代わりにミーアキャットと同じマングース科という理由で採用。

悲しみのアンコモン…
・刃の曲芸人

湖南みあ氏は大道芸人という設定があるので採用。
場に出たときにプレイヤーに1点ダメージを飛ばして来るのも面白い。
・黒猫

チャット欄に黒猫ななしさんがいるよ。可愛いね。
・信頼厚き腕力魔道士
・二人組の見張り番
・道壊しワーム

婚活系Vtuber→結婚→結魂(※)という理由で女性、男性、ワームとバラエティ豊かな3枚の婚約者候補もとい結魂持ちクリーチャーを採用。
※他のカードとペアを組むことでペアごと強化する能力
・聖別された葡萄酒

湖南みあ氏といえば酒好きということもあり酒関連のカードは外せない。
特に弱いがスロートリップが付いているためプレイ回数が多い。
・結婚式への招待状

婚活要素。生贄に捧げて効果を発揮するのも面白い。
・ファリカの献杯

酒要素。フレーバーテキストの「あなたが私に注がないのなら、私があなたに注ぎましょう。」が素敵。
・最後の口づけ
・Soul Kiss

以下の配信ネタ。
【朝枠#1】水曜日の新妻?いってらっしゃいのキスを貴方に~【湖南みあ/あにまーれ】
「最後の口づけ」はいってらっしゃいのキス、「Soul Kiss」はラップ越しのキス。
……ラップ越しのキスって何だ?
・真実の愛の口づけ

そして1枚差しの「真実の愛の口づけ」。これを出すことができれば実質勝利だろう。
相手がエンチャントもアーティファクトも採用していない場合は自分で出した「結婚式への招待状」を追放するとクール。
野地さんの大浦るかこ氏デッキとはいい感じに対戦できるパワーバランスとなっており、先日も深夜のリシャーダで熱い対戦が行われていた。
また、このデッキを作っていて面白かったのは、
構築どころかリミテッドでも出番が無さそうなカードも採用候補として上がることだ。
特に「聖別された葡萄酒」をプレイする時は毎回変な笑いが出る。
結局のところやっていることはカジュアルパウパーだ。
無論、パウパーについては上位Tierのデッキも用意しているが、
デッキ作成費用も安くローテーションもメタも気にせず気楽に遊ぶ。
推しデッキパウパーは酒を飲みながら遊ぶには中々に良いものだ。
そして当然お互いデッキ一つで満足するはずもなく、
同じ事務所のライバーをモチーフにした新たなデッキをいくつか作成している。

こちらも機会があれば紹介しようと思う。