アラサーオタク、酒おじアキラのテキスト置き場

アニメやゲームの感想やプレイ状況を雑多に投稿します。

【ネタバレ注意】キンプリSSS各話の感想

※2019/05/12:シャインのジャンプの名前を修正

※2022/10/22:誤字脱字を修正

キンプリSSSがあまりに面白かったので熱が冷めない内に各話の感想をば。
劇場先行でTV版で追いかけている人にはネタバレになるので注意してください。

うろ覚えな部分も多いので細かいところは誤りがあるかも。

 

●1話:プロローグ

 世界観+主要キャラの説明から始まる第1話でTV初見の人への配慮もばっちりでしたね(ちゃんと内容が伝わってるかは知らん)


 とりあえず幸せな涼野家の様子で泣く。追撃のRL組集合写真で更に泣く。良かった。本当に良かった。


 そしてアフレコパートで早速やらかすコウジィ……やっぱりコウジが1番ヤバい奴だわ。
 あと何でアフレコの設定が女子大生の先輩なのにシルエットが中学生時代のRL組なんですかね。


 ちょこちょこ映るRL組(とショウとユンスの銅像)には思わず笑顔になっちまうんだ。
 あとシン君がちょくちょく小学生並みのコメントしてて可愛い。受付がありますよぉ!!ホントすき。


 最終的に旧校舎に戻ってくる7人と嬉しそうな山田さん、見てるこっちまで嬉しくなっちまうぜ。


 オバレ像爆破とかぶっ飛んでる部分もちゃんと盛り込まれてて導入としては完璧でしょう。


 あとレオ君が彼女面してシンちゃんのファンを追い払うシーンが最高。
 ただこの行動についてはちゃんと理由があるわけで…それは10話の感想で。

 

●2話:ユキノジョウ回

 劇場版2作目で抱えている問題は示唆されていたものの消化不良な感じになっていたユキノジョウの回。


 国立屋後継者の重圧から目を逸らし続けていたことを認め、それを受け入れて前に進んでいく覚悟を決める。
 風呂で鏡をたたき割るシーンや血筋の重さを伝えるのために簪で自分の腕を突き刺す母親とかこれぞプリリズという感じで最高。


 ライブシーンもシリーズで培われた技術を惜しみなく使われていてとんでもない出来栄え。
 国立屋スパイラルいいよね。

 4連続ジャンプと得点から実力者であることもキチンと示されたのも良い。

 

●3話:タイガ回

 劇場版1作目で不可解が言動が目立ったタイガの回。


 何がすごいってその不可解な言動全ての理由がこの3話に詰め込まれてるのが最高なのよね。


 RLでわかなとあんに亀裂が入った小学生時代にタイガも関わっていたのは衝撃的だった。
 流石に後付けだとは思うけど俺はこういうの好き。プリズムショー発表会が罪深過ぎる。


 そしてドスケベステージ衣装。あれをレオがデザインしたと思うとワクワクが止まらん。
 竜巻でステージ作って飛ぶ辺りはカズキをリスペクトしてる感が出てていい。

 ジャンプに入る直前のスピーディな滑りは個人的にかなり好きなポイントです。
 あと山車のデザインでレオだけ顔を変えなかったのは高評価。

 ライブの最後にキス顔をぶっ込んだのがタイガだけな辺りやっぱり彼はスケベ枠なのでかもしれない。


 チ ェ リ ピ キ

 

●4話:カケル回

 タイガ程では無いにせよ気のいい兄ちゃんキャラなのに突然神妙な顔で「エーデルローズは……死んだ」とか言い出すチラつく闇が気になるカケルの回です。


 家柄故に汚い人間を多く見てきたため愛を信じられない……でも愛があるなら見付けたいというスタンスはいいですね。
 ユキノジョウと同じ家柄関連問題だけどちゃんと差別化されてる。


 あとやっぱりなるちゃん見ると笑顔になっちまう。愛はあったよ。


 踊る動物たちとライブシーンのインパクトはシリーズ屈指でしたね。
 ライブ中に天然ガスが出たりフラミンゴの伝承だったりとぶっとんだ空気感はDMFを思い出します。

 そしてカケルのライブと言えばサイリウムチェンジ。
 まさかのプリパラギミック逆輸入。シリーズファンへのサービスを感じる。


 スーパーサラリーマンエースと不良債権軍団好き。
 おさげのレオ可愛い。

 

●5話:ジョージ回

 劇場版2作目で突然現れた謎多き男、高田馬場ジョージの回。


 小学生時代は太った冴えない子供だったり、中学時代はリーゼントだったりと中々インパクトのある過去が明らかになりました。
 女性関係がだらしなかったりTheシャッフルのメンバーに態度が悪かったりと、悪い部分が目立ちますがプロ意識が非常に高い点は好感が持てます。

 そして仁に憧れてプリズムショーの世界に足を踏み入れたというのは結構重要な要素。
 確かにプリズムキングなんだからファンや憧れる人くらいいるよね。


 Theシャッフルのメンバーや池袋エィスとの関係性も見えて良いジョージ掘り下げ回だったと思います。
 仁やシュワルツの内情が色々見れたのも良い。


 それゆえにライブがCGじゃなかったのは少し残念でした。
 ただエィスと2人分無いとだめだっただろうし仕方ないのかなとも思います。


 RLからの引継ぎ課題として「仁の浄化」があると考えていますが、仁に憧れてプリズムショーを始めたジョージがその一端を担ったと思うと熱いものがありますね。

 

●6話:ミナト回

 エーデルローズの料理担当ミナトの回。
 人が苦手な食べ物を聞いて、それを食事に混ぜるというのはちょっと怖いよね。


 他のメンバーに比べて自分の才能が劣っていることに悩むという回でしたね。
 プリズムスタァになろうとしたきっかけがコウジのプリズムショーであることなどが明かされました。


 ミナト家は長女の翼だけ捨て子とか次男の潮は翼が好きだけど翼はミナトが好きとか、色々問題の火種がチラついてましたがその辺はサクッと流されましたね。


 そしてついにコウジのハートイロトリドリームが正式な曲としてリリースされました。
 これちゃんとCDに入るんだろうか?


 ライブシーンはジョージの件もありCGなのか不安でしたがちゃんとCGライブでした。
 プリパラで見た覚えのある船とか出てきましたがミナトらしさが出ているショーだったと思います。


 それにしてもミナト以外全員メシマズなのは流石にマズいぞエーデルローズ。
 あと週変わり映像で料理番組始まったのはさすがに草。

 

●7話:レオ回

 超可愛いレオの回。しかも女装回。つまり神回。


 アニメではあまり語られませんがレオは「男らしさ」にこだわりを持っていてその理由が明らかになったのも嬉しい。

 AD、DMFのマスコットのぬいぐるみが登場したり、姉がドロレオっぽかったり、
 プリパラっぽい建物があったりと過去作ネタが多い回だったりもします。


 女々しいのを理由にいじめを受けていたというのはしんどいですがやっぱりな…といったところ。
 その原因を姉達が自分のせいだと悲しむ→姉を心配させないために自分を押し殺すといった負のスパイラルが発生してたのはいたたまれない。

 エーデルローズに来てからは楽しかったようで何より。


 ミス華京院も衣装や登場キャラに色々小ネタが多くて面白かった。
 みおんはもちろん∀sも監督が関わってたラブライブ∀ガンダムからだよね多分。

 ただツルギは流石に可哀そう。プリパラ屈指のドスケベコーデのバニーマジシャンでキメたのに。
 華京院はシュワルツにとってアウェーだったりするのかな。


 ライブシーンはまさかのライブ中衣装チェンジで大満足ですよ。
 「なりたい自分にプリズムジャンプ」とか「マイトランスフォーム」とか蝶の羽とかAD、DMFネタにもニヤリとしてしまう。


 チェンジ前の衣装、劇場版ギアスの敵の弟にめっちゃ似てるよね。
 あとアレクの部屋にミス華京院のチラシ投げ込まれるの面白いが過ぎる。

 

●8話:ユウ回

 全知全能のゼウスことユウの回。
 RLの主人公の1人涼野いとの弟であり最年少ながらエーデルローズメンバーの作曲を全てこなす天才少年。


 最年少ゆえに常に弱みを見せないように強がっているものの、本当は色々不安を抱えていることが明らかになりました。


 前半はこれでもかというくらいユウの面倒くさい部分が強調されていましたね。
 (正直そこまでやるか!?と思うくらいには強調されていると感じました)

 ちょっと自分の想像も入るのですがユウの1番大きな不安は自分が最年少であるがゆえに対等な仲間として見られていないんじゃないかという点だったのではないかと思います。

 新曲を作ると言い出したのも自分の価値をアピールして仲間で居続けるために必死だったからなんじゃないかな。

 だから道に迷って帰れなくなった時に全員が迎えに来てくれて、その不安が消えて安心して泣いていしまったんじゃないかと。
 こいつらはたとえ曲が作れなくても自分を対等な仲間として扱ってくれる。弱みを見せても離れていったりしないと。


 ライブシーンはRLファンは涙無しには見れない内容でした。

 衣装の背中には大きな十字架、クロス(クロスボーンガンダムみたいだなぁと思いました)


 プリズムライブはギターが飛んでくる演出で既に号泣でしたが、ハッピーレインの楽器3種を組み合わせたのは「そう来るのか!!」と感心しました。

 そしてジャンプの回数こそ1回ですがハッピーレイン、ベルローズ、オバレの全てをエーデルローズの7人で越えるという強いメッセージが込められていてもう最高でしたね。


 いとちゃんの声が聞けなかったのは残念でしたがポニテなるちゃんが見れたのでOKです。
 てかキンプリ以降のなるちゃんの髪のボリュームすごくない?べる様とお揃なの?

 

●9話:大和アレクサンダー回

 キンプリのヒールポジションを一手に引き受けるアレクの回。


 劇場版での言動に謎が多いキャラでしたが過去が明かされたことで、そのあたりの動機がハッキリとしましたね。


 母親の大和ヴィクトリアが強烈過ぎるのと少年時代が可愛いのはとりあえず置いておきましょう。


 カズキと同じくストリートのカリスマである黒川冷に憧れていることと、そこに至る経緯が明らかになりました。

 ただ、その上でカズキは「黒川冷」になりたい訳では無いことに気付いたことで成長しましたが、アレクは「黒川冷」を目指すことを選んで成長するというのがすごく良いんですよ。


 ライブシーンでアレクが手を地面に付ける動きを見た瞬間、アレクは黒川冷を目指し続けるんだと興奮したし、聖がアレクを見て「あれは黒川冷だ!!」って言うシーンはもう最高ですよ。ちょっとガンダムっぽい言い回しですよ。

 そして仁も聖と同じことを思ったのか動揺していましたね。良い反応だ。


 そして始まる新プリズムショーバトル。スケートレースで勝った方が先行とかもはやライディングデュエルじゃん。
 そもそも先行とか後攻が初耳だよ。でもこの勢いがキンプリでありプリズムショーバトルって感じがして僕は好きです。

 天上天下唯我独尊改を背中の斧で受けた後「GAMEOVER!!」って言いながらタイガを投げるシーン、その後のタイガの姿勢制御とか見所多過ぎてやっぱりバトルはキンプリの華だなと思いました。


 そしてタイガの減点に不快感を示す仁。アレクのショーは「仁の浄化」にかなりの効果があった模様。

 ちょっと自分の想像も入るんですが仁はかつて冷のショーを「手が地面についた」と誤審して減点させたことを後悔していたのかもしれません。
 だからキングカップで白黒つけようとしてたのに「聖が出ないなら意味が無い」という理由で冷が棄権してしまい、自分が冷の眼中にないことを知りコンプレックスをこじらせていったと。


 突如沸いたアレクのペアともに関しては続編があれば何かあるのかな?
 ペアともの発生がストリート系スタァに偏っているのも少し気になるところである。

 

●10話:ルヰ回

 プリズムの使者、如月ルヰの回はまさかのデート回。


 りんねちゃんとジュネさま喋りまくりで歓喜

 ルヰと連絡を取るシンちゃんにまたレオ君が彼女面ムーブかましてて可愛い。

 実は彼女面ムーブという訳ではなくスキャンダル対策の一環で女性関係を警戒していたとのこと。
 でも女の匂いがしないか嗅いでチェックとか少しやり過ぎじゃないですかね。


 シンとの遊園地デートは過去作ネタの宝庫でしたね。ラビチがシャベッタァ!!

 週変わり映像はRLファン感涙ものなので絶対円盤に収録してください。なんでもしますから。


 遊園地デート以外のシーンは大体回想なんですがそれは次の話でまとめて書きます。


 ライブシーンがシンちゃんLOVE全開なのは前回と一緒ですが今回はカラオケでラブソング歌ったときに流れるPVみたいな感じの甘々なやつになってました。

 

●11話:シン回

 タイトルがホラー。本当に怖かった。


 開幕いきなりシンちゃんが倒れててビビる。


 で、前話分含む過去回想からキンプリ全体で以下のようなことがあったことが明かされました。

 プリズムの使者、F型のりんねとM型のシャインがエリア4984(RL世界)に投入される。
 →シャインは響ワタルを名乗りプリズムスタァとして活動。
 →シャインは問題行動が多すぎるのでりんねによって封印。
 →シャインが何らかの理由でシンの中に宿る。
 →りんねが自殺を繰り返して仕事してくれない。
 →りんねの記憶を引き継いで問題点を除いたルヰが誕生。
 →ルヰ、シンにオバレのショーを見せて中のシャインを活性化させる。
 →シンがプリズムショーに触れることでシャインがどんどん活性化して復活目前。
 →ルヰ、かつてのりんねと同様にシャインを再び封印。結果、シンはジャンプを跳べなくなる(劇場版2作目のクレゴナ)
 →ルヰ、キングプリズムカップでシャインの封印を解く。シンのジャンプが復活。
 →プリ1のルヰのライブでシャインが完全に覚醒。シンの体を乗っ取る。
 →シャイン(シン)のプリズムショー。ヤバいことになる。


 そういう訳でシンの体を乗っ取ったシャインのショーですが遂にジュネを超えるラスボスが来てしまったなという印象。

 背景は血の色だしオッドアイで片方光ってるのは風水エンジンだし7体に分身して7体同時ジャンプ。ホントなんだコイツ。
 ジャンプの内容もこれまでのシリーズで主要キャラが跳んだものの禍々しいアレンジで

 ①シャイニング無限ハグ(アレンジ元の使い手はADのショウ、RLのヒロ等)
 ②ヘブンリーキッス(アレンジ元の使い手はADのみおん等)
 ③ひらひら開く愛の花(アレンジ元の使い手はADのあいら、DMFのれいな、RLのわかな等)
 ④アンリミテッドラブシャワー(元の使い手はDMFのりずむ)
 ⑤デジャラスベビーフェイス(元の使い手はADのワタル)
 ⑥マ・ナ・ザ・シ(元の使い手はADのショウ)
 ⑦オーロラライジングミラージュ(アレンジ元の使い手はADのあいら、RLのジュネ等)

 これ大体アレンジ元の使い手が作中最強格のヤバいやつ揃いなんすよ。

 特にオーロラライジングは見ながら「そのジャンプはダメだ!!」って声が出そうになるレベル。


 実際は煌めきを観客に強引にぶつける様なものになってしまい、聖も「オーバードースを起こすぞ!!」と警告。無視されるけど。
 プリズムの煌めきって過剰摂取するとヤバいんですね。

 そしてこのショーが0点っていうのが更に衝撃的というか。
 ジュネ様曰く「冷たい、心が無いの(うろ覚え)」とのこと。


 これが決め手となり最後のユニットのショーを待たずにエーデルローズの負けが確定。

 ただその上で皆に思いの丈を伝える聖、それによって奮い立ち最後のステージに上がる7人という流れは熱かった。

 

●12話:エピローグ回

 どこまでがTVの12話になるかわかりませんがとりあえず、シンちゃんの謝罪あたりからこっちで。


 7人でステージに上がり、シンの謝罪から話がスタートします。
 この時の観客の反応がまばらなのは嘘っぽさがなくていいなと思います。


 全体的に観客はシンちゃんを許す雰囲気になるんですがシンちゃんが泣いている観客を見付けてしまい自分も泣いてしまうシーンは見ていて本当に辛かった。めっちゃ泣いた。

 ちなみにあの泣いてた観客6人の声ってiRisだったのかな?それっぽいなと思いつつ自信無い。


 んで、7人のプリズムショー。衣装がマント付きなのはタツノコリスペクトだろうか?

 ついにCGライブもここまできたかと感動した。
 身長の違い7人がグリグリ動くライブシーンには圧巻の一言。


 ライブ中にプリズムショーに対して誓いを立てる7人!!

 プリズムワールドがエリア4984を切り捨て消えるプリズムの煌めき!!ショーができない!!

 観客のアカペラからよみがえる煌めき!!プリパラ1期リスペクト!!

 7人の誓いで作りだしたプリズムリングでシャイン封印!!

 りんねが新たなプリズムの女神となる!!


 エルドラージ覚醒→戦乱のゼンディカー→ゲートウォッチの誓いを彷彿とさせる怒涛の展開。
 プリティーシリーズのラストって感じで最高ですわ。


 仁は聖との和解には至らなかったものの母親から「あの男、法月に似たのね」というコメントからプリズムショーを愛する気持ちを取り戻しつつあるのだろう。急に綺麗になってもアレだしいい落としどころだと思う。

 そして7人はユニット名:セプテントリオンとして歩みだすといういいラストだった。
 いつまでもエーデルローズ新入生じゃ格好つかないからね。

 結局、シャインは封印できただけで復活の可能性はあり。
 アレクはプリズムストーンで働き始める、タイガにもペアともが出来たりと次に続きそうなネタが残ったのもベネ(良い)

 

 色々気になる伏線とか残った謎とかもあるけどその辺は気が向いたら書くかも。

 

 最終話でいとちゃんが着てたクロスTシャツダサくて好き。販売して欲しい。