2017年の夏あたりから「KING OF PRISM」をきっかけにハマり始めた「プリティーシリーズ」ですが先週遂に全シリーズ完走しました。
現在放送中の「キラッとプリ☆チャン」を除けば計344話と映画8作とかなりの量だったのですが時間をかけて何とか完走することができました。特定のシリーズにどっぷりハマるのは久しぶりなので簡単な紹介記事を書いてみる。ネタバレは若干含みます。
●「プリティーシリーズ」とは
「プリティーシリーズ」はタカラトミーアーツ、シンソフィアが開発・運営している女児向けアーケードゲームのシリーズ及びアニメです。2018/07現在、ゲーム・アニメ共に最新シリーズは「キラッとプリ☆チャン」になっています。
ゲームはキャラクターに自分が選んだコーデ(衣装)を着せてライブをするという内容になっているが「プリティーリズム」はスケートをモチーフにした「プリズムショー」、「プリパラシリーズ」は仮想空間でのライブ、「プリチャン」はネットでの番組配信とライブを行うシチュエーションが異なっています。
アニメも上記の設定でストーリーが展開するが時代設定は現代となっており、各シリーズは4つの異なる世界で話が展開していますがいずれの世界にも「PrismStone」というショップが存在しています。
基本的にはブティックですがシリーズによって喫茶店が併設されてたり、夜はバーになったりと謎も多いが主人公達にとって重要な場所という点は全シリーズで共通しています。
ちなみに実際に「PrismStone」という店舗は原宿、東京駅等に存在している。主に「プリティーシリーズ」のグッズやゲーム筐体を扱う添付となっています。行ったことないけどね。
●シリーズ共通の魅力
「プリティーシリーズ」共通の魅力として挙げられるのがライブシーンの出来の良さ。
ライブシーンのキャラクターはごく一部を除き3DCGで作成されているが1作目である「オーロラドリーム」のCGですら今見ても見劣りしな出来なのが素晴らしい。
Blu-ray『Pretty Rhythm PRISM SHOW☆FAN DISC』(2016.3.4 on sale)PV
また、人間関係を大人含めて結構シビアに描写するため、女児アニメながら人は簡単にわかりあえない、変われないという点が強調されているのも個人的に好ポイントです。
純粋な悪人として描かれるキャラは少なく、作中で起きる問題の多くは各々が良かれと思ってやっていることのすれ違いや理想を追い求めた結果で発生している点も良い。
全体的なノリはギャグ寄りのスポ根なので女児アニメというよりホビーアニメという方が個人的にはしっくりきます。 「プリティーリズムシリーズ」までは恋愛要素も多かったのですが「プリパラ」以降、そういった展開は鳴りを潜めています。
以下がプリティーシリーズの一覧となります。
・プリティーリズム・オーロラドリーム(2011/04/09~2012/03/31 全51話)
・プリティーリズム・ディアマイフューチャー(2012/04/07~2013/03/30 全51話)
・プリティーリズム・レインボーライブ(2013/04/06~2014/03/29 全51話)
・プリパラ 1stシーズン(2014/07/05~2015/03/28 全38話)
・プリパラ 2ndシーズン(2015/04/04~2016/03/28 全51話[39話~89話])
・KING OF PRISM by PrettyRhythm(2016/01/09、2017/06/10 映画2作)
・プリパラ 3rdシーズン(2016/04/05~2017/03/28 全51話[90話~140話])
・アイドルタイムプリパラ(2017/04/04~2018/03/37 全51話)
・キラッとプリ☆チャン(2018/04/08~放送中)
プリティーリズムで1本、プリパラシリーズで5本映画があるのですが上記の一覧からは除外してますが「KING OF PRISM by PrettyRhythm」は現状劇場アニメでのみ展開しているシリーズなので記載しています。
●プリティーシリーズの欠点
単純に話数が多過ぎて勧めにくい。
プリティーリズム完走だけでも150話越え、プリパラに至っては190話越えという長さ。基本的に1、2クールで完結する深夜アニメをメインに視聴している人にはとても勧められない。
ただ、ほとんどのシリーズは1クール毎に話が1区切りつくし、1クール見て合わない人は合わないと思うのでとりあえず1クール見て判断してもらうのはアリかなと思います。
あと女児向けなだけあり口癖やキャラデザ、演出の癖が結構強いのでその辺が合わない人は苦手かも。
特にプリパラはその辺がかなり色濃く出るので万人には勧めにくいというのが正直なところ。ハマる人はどっぷりなんだけどね。
●個人的な評価
レインボーライブ≧オーロラドリーム≧プリパラ2nd>プリパラ3rd≧アイドルタイムプリパラ≧プリパラ1st>>ディアマイフューチャー
キンプリとプリチャンは未完結なので除外しました。
現時点で入れるならキンプリはプリパラ2ndと同じ位置、プリチャンはアイドルタイムと同じ位置かな。
プリパラはまほちゃん周りの話が好きなのでどうしても2ndと3rdが上に来てしまう。ディアマイフューチャーも面白かったんだけど、他シリーズが強すぎては相対的にこの位置に。続編なので人に勧めにくいのもネック。
このシリーズ評価は人によってかなり違うのであくまで参考程度に。プリパラは1作目を推す人が多い印象。
●初視聴におススメなのは
プリティーリズムならレインボーライブ、プリパラなら素直に1st、キンプリも個人的におススメ。
レインボーライブとプリパラ1stはストーリーの評価が高く、過去シリーズとのつながりもほぼ無いため初視聴に最適。キンプリは一応レインボーライブの続きだけど、レインボーライブ未視聴でも楽しめる内容になっているし、時間も映画1本分と短めなので入り易いのもポイント。
次点でオーロラドリーム、プリチャン、アイドルタイムプリパラ。
オーロラドリームは1作目なので言わずもがな。ただディアマイフューチャーまで繋がることを考えると計102話……長い。プリチャンは正に現在放送中なのでリアルタイムで楽しめるが過去話を追う方法が限られているためこの位置。アイドルタイムプリパラは続編ではあるものの、らぁら以外のレギュラーは一新されるのでアリかなと思う。
ディアマイフューチャー、プリパラ2nd、3rdは完全な続編なのでよっぽど好きなキャラいるとかで限り前作を見てからの視聴を勧めたい。
●ゲームについて
現在はアニメ放送中のキラッとプリ☆チャンが絶賛稼働中。過去シリーズであるプリティーリズム、プリパラは稼働を終了しており1部の店舗を除き稼働していません。
シリーズ毎に細かい違いはあれど、基本的には好きなキャラに好きな服着せて好きな曲踊ってもらって好きな必殺技撃ってもらうのを眺める音ゲーです。CGの質はアニメより劣りますがそこはやむ得ないかな。
1ゲームに1回コーデ(服とかアクセサリーとか)が入手できます。プリティーリズム時代はプリズムストーンというハート型の宝石(的な何か)、プリパラ以降はプリチケというカードで排出されます。
プリチケには入手したコーデ+自分が遊んだキャラが印刷されます。アイマスアーケードを彷彿とさせますね。印刷されるキャラのポーズや構図はプリパラまではランダムだったのですがプリチャン以降は自分で撮影できるようになりました。
これにより意図的に自キャラの変顔や薄目のカードを作成することができるようになったのは遊びの幅が広がったなぁと思います。
本作はイオンのゲームコーナー等、いわゆる子ども向けカードゲーム機群が設置されているエリアで稼働していることが多いです。中高生以上をターゲットにしているようなゲーセンだと設置していないことも多々あります。
メインターゲットはあくまで子どもなので自分は夜こっそりプレイしてます。
現行機のプリチャンは今年稼働が開始したばかりで曲数も少ないのですが、キャラのCGは可愛いですしプリパラのコーデも使えるので結構楽しんでます。気付いたらマイキャラを人作成、Twitterに動画を上げる位にはハマっていました。
わんわんポリスコーデ可愛過ぎて久しぶりに動画撮ってきた pic.twitter.com/5Vatsg62Fz
— アキラ (@akirashi1024) 2018年7月10日
●布教したい……
実はこの記事で各シリーズ毎の簡単な解説と見所、感想を書くつもりだったのですが2シリーズ分書いた時点でかなりの長さになったので別記事にすることにしました。
装甲娘も長期メンテに入り、しばらく放置していたブログですがまたちょくちょく更新していきます。
インセクターのシナリオ全開放ならず。覚醒に要求されるピース数がエグい。